【一条工務店】積雪地域の冬の蓄電池モードはスマートモードをおすすめします!
太陽光発電+蓄電池に興味はあるけど、積雪地域は屋根に雪が積もるからね〜。冬が気になる。。。
冬でも屋根に雪が積もらなければ、微量に発電しているからメリットはあるよ。
一条工務店の発電シミュレーションでも、冬も発電見込みがあったからね。
屋根に雪が積もった場合は?・・・。
屋根に雪が積もると、発電できない。
その時は夜間電力を蓄電池に貯めて、日中の放電して有効活用することになるね。
ただし、蓄電池モードを変えないといけないんだ。。。
なるほど。冬は蓄電池モードを変えないといけないんだね。。。
私達は積雪地域在住で、以下の通り蓄電池モードを運用しています。
・春:節エネモード
・夏:節エネモード
・秋:節エネモード
・冬:スマートモード
この記事では、4つの蓄電池モードの概要をご紹介し、積雪地域の冬にスマートモードをおすすめする理由2選をご紹介します。ぜひ最後までお読みください!
目次
蓄電池モード
一条工務店の蓄電池には、以下の4つのモードがあります。
- ノーマルモード
- 節エネモード
- スマートモード
- 蓄電モード
ざっくりまとめると以下の違いがあります。
モード | 夜間充電 | 発電充電 | 放電 |
ノーマル | ◯ | ☓ | ◯ |
節エネ | ☓ | ◯ | ◯ |
スマート | ◯ | ◯ | ◯ |
蓄電 | ◯ | ◯ | ☓ |
それぞれの蓄電池モードの設定とおすすめポイントをご紹介します!
①ノーマルモード
1つ目の蓄電池モードは、ノーマルモードです。
割安な深夜電力を充電し、朝夕に放電します。
太陽光で作った電気のうち、余剰電気はすべて売電します。
売電を優先した蓄電池モードです。
太陽光発電でガンガン売電するモードですね!いっぱい稼ぐぞ〜!!!
ポイントは、太陽光で作った電気をすべて売電します。
つまり、太陽光発電から蓄電池への充電ができません。
売電単価>買電単価の場合に力を発揮する蓄電池モードですね。
- 割安な深夜料金で蓄電池に充電し、朝夕の設定した時間に放電します。買電料金を抑制します。
- 太陽光発電分をすべて売電します。蓄電池への充電は行いません。
- 売電単価>買電単価の場合に力を発揮する蓄電池モードです。
②節エネモード
2つ目の蓄電池モードは、節エネモードです。
太陽光で作った電気を充電し、発電で消費を賄いきれない場合に蓄電池から放電します。
電力会社からの買電量を抑え、自給自足率を高めることを優先したモードです。
太陽光で作った電気をなるべく自家消費できる蓄電池モードですね!
太陽光発電+蓄電池の力をフル活用している感じがします!
ポイントは、蓄電池への充電は太陽光発電に依存します。
つまり、積雪や台風のときに発電できない時は蓄電池を活用することができません。
- 太陽光発電分を蓄電池へ充電し、余剰電力を売電します。買電量を抑制します。
- 太陽光発電分を自家消費することに特化しています。
- 蓄電池への充電は太陽光発電に依存します。積雪時は蓄電池を活用することができません。
- 売電単価<買電単価の場合に力を発揮する蓄電池モードです。
③スマートモード
3つ目の蓄電池モードは、スマートモードです。
朝は深夜充電した割安電力を活用します。
お昼は太陽光発電から蓄電池に充電し、余剰電力を売電します。
夕方以降は、太陽光発電で充電した電気で賄います。
ノーマルモードと節エネモードのハイブリッド型!
電力料金が高い時間帯の買電を最小限にすることができそう!
ポイントは、夜間電力を買電して蓄電池に充電することです。
春夏秋はお昼の太陽光発電から蓄電池への充電分で、夜間〜翌朝まで電気を賄える日が多いです。
つまり、夜間電力の買電が不要な季節もあります。
お住まいの地域によっては活用することが無い蓄電池モードとも言えます。
その場合は、節エネモードの方が買電量及び買電料金を抑えることができます。
結構難しい蓄電池モードなんだね。。。
太陽光発電ができない積雪地域の冬に、節エネモードの代わりになる感じかな?
ノーマルモードは太陽光発電分を蓄電池に充電できないし。。。
そうだね!
積雪地域の冬で、売電単価<買電単価の場合におすすめ。
詳しい話は後で紹介するね!
- ノーマルモードと節エネモードのハイブリッド型です。
- 買電量を最小限にすることに適しています。
- 蓄電池の充電分で夜間を乗り切れる季節は、節エネモードの方がお得です。
- 積雪地域かつ売電単価<買電単価の時に力を発揮する蓄電池モードです。
④蓄電モード
4つ目の蓄電池モードは、蓄電モードです。
蓄電池を満充電になるまで充電を行い、停電時に備えて待機します。余剰電力は売電します。
もしもの時に設定する蓄電池モードですね!
停電に備えるための蓄電池モードです。
日中は太陽光発電で、日没以降は買電して充電します。
災害時以外に積雪量が多いときにも活用されています。
積雪地域の冬にスマートモードをおすすめする理由2選
積雪地域の冬にスマートモードをおすすめする理由は以下の2つです。
- 屋根に雪が積もると太陽光発電できないから
- 売電単価<買電単価なら自家消費すべきだから
理由①屋根に雪が積もると太陽光発電できないから
理由の1つ目は、屋根に雪が積もると太陽光発電できないからです。
屋根に積もった雪が溶けるまで3日以上かかることもあります。雪が降っていない日でも発電できない日が続きます。
一条工務店としては積雪地域の蓄電池モードは、ノーマルモードをおすすめしています。
節エネモードは太陽光発電を自家消費or充電する蓄電池モードです。
屋根が雪に積もったときは発電できないため、蓄電池を活用できなくなってしまいます。
屋根に雪が積もったら発電できないので、夜間充電ができるノーマルモード or スマートモードへ変更します。
ところで、何故ノーマルモードを推奨しているのでしょうか?
実はスマートモードのシミュレーション結果を会社として準備できていないんです(2024年1月時点)。
設定が複雑なためです。そのため、一条工務店としてはノーマルモードをおすすめしています。
データが無いんかい!
積雪地域の冬でも、全く発電しないわけではないよね。
雪が降っているときでも積もらなければ微量に発電しているよ。
一条工務店の発電シミュレーションでも12−2月に発電見込みあるからね。
微量の電気を有効活用したい。
自分たちでノーマルモードorスマートモードのどちらが良いか考えてみよう!
理由②売電単価<買電単価なら自家消費すべきだから
理由の2つ目は、売電単価<買電単価なら自家消費すべきだからです。
余剰電力は蓄電池に充電して、自家消費量を増やした方が買電料金及び買電料を抑えることができるからです。
ノーマルモードとスマートモードの差は以下の通りだよね。
・ノーマルモード:発電分を売電する。
・スマートモード:発電分を充電し、余剰電力を売電する。
そうなんだよね。
FIT期間でも売電単価<買電単価なら、売電よりも買電を抑えた方が節約になるんだよね。
春夏秋と同様に以下の流れが最も節約できる。
これから一条工務店の家づくりをされる方のほとんどが該当するよ。
- 太陽光発電分は蓄電池に充電する。
- 満充電になったら、余剰電力を売電する。
積雪地域の冬は、蓄電池に充電できるスマートモードがおすすめ!ということだね(^^)
まとめ
最後に積雪地域の冬にスマートモードをおすすめする理由2選をまとめさせて頂きます。
- 蓄電池モードには、ノーマルモード、節エネモード、スマートモード、蓄電モードの4つがある。
- 春夏秋は節エネモード、冬はスマートモードをおすすめします。
- 屋根に雪が積もると太陽光発電ができないので、夜間電力を購入し蓄電池に充電するため(節エネモード☓)。
- 売電単価<買電単価なら買電を抑えたほうが節約できるため(ノーマルモード☓)。
最後までお読みいただきありがとうございました!