一条工務店の仮契約&本契約解除に関する実体験をご紹介します。
契約解除したいけど、一体いくら返金してくれるの?もしかしてお金が返ってこない!?という疑問に事実ベースでお答えします。
- 契約解除をしてもお金が返ってくるのか?
- 追加費用を請求されるのか?
- 契約解除を申し出ても怒られないか?
契約解除を申し出る時って緊張しますよね。
怒られたりしないかな?
すぐに手続きを進めてくれるかな?
SNSでは契約解除に応じてくれなかったり、【返金しない】と圧力をかけられた事例があるよ。
一条工務店の契約解除は「契約解除に伴う費用に関する説明書」に基づいて対応されます。
営業が契約解除されたくなくて過剰な対応をしている恐れがあります。
施主がきちんと正しい知識を身につけて、場合によっては本社に連絡して手続きを進める必要があります。
この記事で、仮契約&本契約の解除料金を徹底解説します!
ぜひ最後までお読みください!
目次
一条工務店の仮契約&本契約の流れ
契約解除の料金をご紹介するために、まずは一条工務店の仮契約と本契約の流れをご紹介します。
一条工務店の契約と引渡しまでのポイントは以下の通り。
- 仮契約と本契約があること
- 仮契約時点で100万円が必要であること
- 工事着工着手承諾時点から料金請求が始まること
仮契約と本契約の違いは、土地が決まっているかどうかです。
もし仮契約時に既に土地が決まっている場合は、仮契約をスキップして本契約からスタートです。
契約解除をしたい場合、どのタイミングで依頼したかによって返金額が大きく異なります。
実際の体験談も含めて、ご紹介させて頂きます。
契約解除に伴う費用
契約解除に伴う費用をご紹介させて頂きます。
契約時に「契約解除に伴う費用に関する説明書」が一条工務店から配布されます。
この説明書に従って返金対応されますが、施主が事前に知識を持っておくことで、いくら返金されるか想定できると冷静な判断ができます。
中には「返金できませんよ!」と圧力をかけられたという意見もありますので、正しい知識を持っておきましょう。
仮契約時点の100万円は貴重な住宅資金です!
施主が責任を持って死守しましょう!!!
ここからは、仮契約と本契約に分けてご紹介します。
その①仮契約解除に伴う費用
まずは仮契約解除に伴う費用について、ご紹介します。
結論として、仮契約解除なら全額返金されます!
仮契約時点であれば、一条工務店に新たな仕事が発生していないので請求はありません。
仮契約解除はこういう時に発生します。
- 土地が見つかったけど一条工務店で建てるには予算が足りない
- やっぱり家づくりをやめたい
- やっぱり建売・中古住宅で十分と判断した
実際に仮契約で全額返金された事例が以下の記事で紹介されています。
仮契約のメリット・デメリット、仮契約をして後悔したか、実体験に基づいてまとめられています。
ぜひ参考にしてください。
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一条工務店で仮契約を解約したら、100万円全額戻ってきた【実体験】
その②本契約解除に伴う費用
続いて、本契約解除に伴う費用をご紹介します。
本契約解除の場合、タイミングによって費用の扱いが異なります。
No. | 費用項目 | 費用発生時点 | 費用 |
1 | 建築工事請負契約の印紙代 | 本契約 | 20,000円 |
2 | 敷地調査費 | 敷地調査実施後 | 実費 |
3 | 設計報酬 | 設計業務受託契約後 | 82,000円 |
4 | その他 | 特殊構造計算時 | 実費 |
5 | 申請・部材費等 | 着手承諾後 | 実費 |
費用項目毎にまとめていきます。
ちなみにですが、解約手続きは結構トラブルになっています。
- 契約外の費用を請求される
- 今から契約解除をしても「返金はありませんよ!」という圧力を受ける
- 解約を依頼しても契約解除の見積もりを作ってもらえない
★おすすめ記事★
【一条工務店の悲惨なウラ側】公開!解約トラブル隠蔽された真実
施主が正しい知識を付けて、論理的に交渉できるよう丁寧に解説いたします。
費用①建築工事請負契約の印紙代
費用の1つ目は、建築工事請負契約の印紙代です。
これは本契約を締結した時点で発生する費用です。
印紙代自体は10,000円ですが、施主と一条工務店のそれぞれの契約書に印紙を貼るため合計20,000円です。
契約解除時は一条工務店の印紙代を施主が払わないといけないようです。
契約解除理由のほとんどが施主都合の扱いになるからです。
実際にこの時点で契約解除された方が実体験をご紹介されています。
費用もポイントですが、契約解除の手続きが結構長かったことがポイント。
エリアマネージャーとの面談も含め、4回打ち合わせが必要だったそうです。
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一条工務店の本契約(建築工事請負契約)を鮮やかに解約してきた件について
費用②敷地調査費
費用の2つ目は、敷地調査費用です。
具体的な内訳は、敷地測量、役場調査、報告書作成の業務に係る費用で実費精算です。
土地の大きさによって異なるため実費になっているかと。
過去の方のSNS発信を拝見するとおおよそ5〜10万円です。
もし地盤調査費用を請求されたらクレームを出してください!
一条工務店の公式HPに地盤調査は無料と書かれています。
費用③設計報酬
費用の3つ目は、設計報酬です。
設計士と設計業務受託契約締結後から発生する費用です。
費用の内訳は以下の通りです。
- 図面作成費用:80,000円
- 契約書の印紙代:200円
設計業務受託契約書には設計士の名前が書かかれており、担当交代する場合は再契約が必要かもしれません。
その場合、印紙代が+200円請求される場合がございますのでご留意ください。
費用④その他
費用の4つ目は、その他の実費精算です。
設計時に特殊な計算や間取り作成を依頼した場合に請求される場合があります。
- 特殊構造計算
- 天空率設計費
もし追加費用がかかるときは、間取り作成時に事前に説明してくれます。
(事前説明無しで請求したらダメですよね笑)
間取り作成時にも提供される資金計画書にも記載されていますので、必ずご確認ください。
費用⑤申請・部材費等
費用の5つ目は、申請・部材費です。
工事着工着手承諾後から発生する費用です。
着手承諾すると施主専用の部材が準備されたり、長期優良住宅等の申請準備が始まります。
そのため、着手承諾の後から大金が動くことをご理解ください。
留意点として、工事着工着手承諾後に一条工務店が施工ミス等があったとしても施主にお金は返ってきません。
なぜなら、申請準備は進んでいますし、部材も発注済みだからです。
私達も施工トラブルがありました。
基本的に一条工務店が費用負担することはなく、折半を打診してきますので施主が社会的弱者になりやすいです。
工事着工着手承諾前の図面をしっかり確認してくださいね!!!
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最後に
一条工務店の仮契約&本契約の解除料金をまとめます。
No. | 費用項目 | 費用発生時点 | 費用 |
1 | 建築工事請負契約の印紙代 | 本契約 | 20,000円 |
2 | 敷地調査費 | 敷地調査実施後 | 実費 |
3 | 設計報酬 | 設計業務受託契約後 | 82,000円 |
4 | その他 | 特殊構造計算時 | 実費 |
5 | 申請・部材費等 | 着手承諾後 | 実費 |
工事着工着手承諾前であれば、基本的に約80万円程度の返金があるはずです。
返金が全く無いケースはほとんどありません!
返金額が少ない場合は必ず問い合わせてください。
担当者が取り合ってくれない時は本社のお客様相談室(なんでも相談室)に連絡してください。
なんでも相談室の相談事項は、担当者だけでなく担当者の上司にも共有されます。
困った時は遠慮せず、上司を巻き込んでいきましょう!
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最後までお読み頂きありがとうございました(*^^*)